サンドリア王国
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クォン大陸の北方に住む誇り高き戦士の民エルヴァーンが、激しい内戦の末に建国した王国。
500年以上も続くドラギーユ家の当主が歴代国王として治めている。
王国の首都サンドリアは、国境防御・外征を主任務とする王立騎士団と
都市防衛・治安を主任務とする神殿騎士団の
ふたつの精強な軍事集団に支えられた堅固な城塞都市である。
だがしかし、さきの大戦の影響は大きく、輝く剣を天高くかかげた英雄達が
この地を駆けめぐっていた、かつてのサンドリアの栄光の日々は、今はもうない。
黄昏の騎士王国・・・・・・・、老いたる、眠れる獅子。
そう影で揶揄する者もいる。
周辺には、迷いの森とも呼ばれる広大なロンフォールの森が広がっている。
サンドリアでの暮らし
文化
ただし、刀剣の作成には優れた伝統が受け継がれており、その職人的な仕上がりは、東洋の刀と並び、サンドリア剣として世界的に知られています。
単一主要構成民であるエルヴァーン族の文化が、国の文化と同一であると言えます。
生活水準
また、背後に穀物の一大生産地を抱えており、食糧事情も決して悪くはないのですが、重税に加え、働き手に長い兵役まで課せられてしまうため、庶民の暮らしは決して楽ではないようです。
風土
サンドリアの軍事力
軍制
王立騎士団
サンドリア王直轄の騎士団にして、王国軍の中核をなす軍集団。主な任務だけでも、獣人掃討、国境警備、王都・辺境防衛等、枚挙にいとまがない。騎士団は、騎士団長を筆頭に大小100近い騎士隊によって支えられている。
平均的な騎士隊は、1名の騎士、その護衛を務める2~3名の剣士、騎士の郎党や一族の若者からなる4~5名の従騎士、そして60名ぐらいの徒歩の槍兵や弓兵(従者でもある)、という人員で編制されている。また、大騎士の騎士隊ともなると、騎士を10人ほど配下としているため、その兵力も10倍ほどになる。
王国騎士団の騎士は、ほとんどが訓練されたエルヴァーン貴族か戦績優秀な冒険者であり、国王への忠誠心が極めて高く、士気も旺盛である。なお、戦時には遠地からも在郷騎士が馳せ参じ、騎士団の兵力はさらに増加する。
神殿騎士団
騎士団には、騎士団長を筆頭に大小60ほどの騎士隊が所属している。平均的な騎士隊は、教皇に洗礼を受けた騎士と10名の従騎士、そしてその配下として30名の僧兵が属している。また、大騎士の騎士隊ともなると、騎士を10人ほど従えているため、その兵力も10倍ほどになる。
なお、神殿騎士団の活動資金は、すべてサンドリア国教会から出されているため、立て前上は国王の指揮下にあるが、大規模な動員には教皇の許可が必要である。
近衛騎士隊
国王や王族の身辺を警護する騎士隊。正確な人数は不明だが、100名程度と伝えられ、伝統的に二大騎士団から選抜された騎士が就任する、非常に栄誉ある役目である。昨今は、戦功著しい冒険者が名誉職として任命されるケースも多いようだ。
傭兵騎士団
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